彼とあたし-もう1人の彼-
「愛してるよ、唯伊」




俺は唯伊のホッペに軽くキスを落とした。



ほのかな香りが漂う髪…

二重で愛しい瞳…

小さくて高い鼻…

さくらんぼのように赤くて可愛い唇…。




唯伊全身が愛しくてたまらない。




俺はそっと唯伊に微笑み…
重い瞳を閉じた。




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