彼とあたし-もう1人の彼-
「もう寝ろ」
「…うん」
「明日無理して来んな」
「…嫌だよ」
「ん?」
「まさに会いたいもん」
「…そっか」
体が重くても…
絶対行くもん!
まさの笑顔を見るために。
「じゃ明日な?」
「おやすみ」
「おやすみ」
…ッツ-…ッツ-…
と電話越しに聞こえ、
そっと電源を落とした。
暗くなる画面には
切ない顔してる自分が映った。
今にも泣きそうな瞳して…る。
パコッと携帯を折り、
お風呂場へと向かった。
「…うん」
「明日無理して来んな」
「…嫌だよ」
「ん?」
「まさに会いたいもん」
「…そっか」
体が重くても…
絶対行くもん!
まさの笑顔を見るために。
「じゃ明日な?」
「おやすみ」
「おやすみ」
…ッツ-…ッツ-…
と電話越しに聞こえ、
そっと電源を落とした。
暗くなる画面には
切ない顔してる自分が映った。
今にも泣きそうな瞳して…る。
パコッと携帯を折り、
お風呂場へと向かった。