彼とあたし-もう1人の彼-
「ほら早く!あと!!」
「え?」
「彼女いるかもだよ?」
「…聞けってことだよね」
「もちろん!頑張れ」
「…うん!ありがと」





倖…ありがと!
あたし頑張ります!!




太陽の陽気に包まれ読書をする、
まさの肩にそっと触れた。





「ま、まさ」
「…唯伊さん」
「メアド交換しない?」
「え?」
「教えてよ…ダメ、かな?」
「……いいですよ」
「やった♪」




他人のメアドを聞けるだけで
こんなにも嬉しいなんて…。






まさにゾッコンじゃん、あたし//




「赤外線でいいですか?」
「うん」





赤外線でも手紙でも
まさのメアドをゲットできるならなんでも!!





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