彼とあたし-もう1人の彼-
―――次の日..



「まさ~お弁当食べよ」




昼休みになり、
あたしは笑顔でまさへ声掛けた。





「唯伊さん、屋上行きませんか?」
「屋上?いいけど」
「じゃ行きましょ」





珍しく行動を起こすまさに驚きながらも、屋上へついた。





「まさ~唯伊ちゃん!こっち」
「猛に千尋?」
「よっ」





こういうことか。
2人から呼ばれてたんだね、まさ。





「久しぶりに話すね、唯伊ちゃん」
「そうだね!元気だった?」
「元気元気」





相変わらずよく喋る千尋に対して
ちょっと真剣な顔を見せる猛。





「猛どうかした?」
「…まさと付き合い始めたんだって?」
「…まぁ//」





って言っても昨日告白したんだけど。



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