彼とあたし-もう1人の彼-
その時…
コツンと手に触れた…まさの手。
そっとまさを見上げると、
変わらない笑顔で…//
あたしはまさと手を重ねた。
「まさ!」
急に声を上げた千尋。
「な、なんだよ?ビックリするだろ」
「今、手繋いだろ!?」
「なんで?」
「影映ってっから!」
「いいじゃん?別に」
2人のやり取りは
あたしを挟んで繰り広げられる。
「じゃこっちは俺ね!唯伊ちゃん」
と左手に繋がれた千尋の手。
「ちょ!千尋!」
「減るもんじゃねぇじゃん」
「そんな問題じゃねぇから!」
コツンと手に触れた…まさの手。
そっとまさを見上げると、
変わらない笑顔で…//
あたしはまさと手を重ねた。
「まさ!」
急に声を上げた千尋。
「な、なんだよ?ビックリするだろ」
「今、手繋いだろ!?」
「なんで?」
「影映ってっから!」
「いいじゃん?別に」
2人のやり取りは
あたしを挟んで繰り広げられる。
「じゃこっちは俺ね!唯伊ちゃん」
と左手に繋がれた千尋の手。
「ちょ!千尋!」
「減るもんじゃねぇじゃん」
「そんな問題じゃねぇから!」