彼とあたし-もう1人の彼-
「わかんないかな?」
「…。」
「ッチ…匡奇のダチ」
「っ…まさの?」
「へぇ~まさって呼んでんだ?」





と1人の男子がバカにしたように笑う。




「まさの友達があたしに用?」




バカにしたように笑うから
苛々して挑発してしまった。





「お前匡奇の彼女だろ?」




…彼女なのかな?
もう…違うかもしれない。





「ちょっと俺等と来てくんね?」
「どこに?」
「いいから、来い!」





腕痛い!
そんな力入れなくても逃げないし!!




着いた場所は…倉庫?
らしき場所だった。


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