彼とあたし-もう1人の彼-
まさは廊下へと消えた。
「メガネくんって手早くない?」
「そんなこと言わないで!」
倖に怒鳴ってしまった。
「ご、ごめん…」
「…まだ好きなのに」
「…唯伊」
「あたしだけ?好きなのは…」
「でも言ったんでしょ?好きって」
倖には全て話してしまった。
隠してることが
もう辛くなっていた。
まさの正体…2トップとの関係も。
倖は誰にも言わずに、
あたしの気持ちを受け止めてくれた。
「唯伊…合コンはなしね」
「え?」
「まだ恋してな?メガネくんに」
とポンと背中を叩かれ、
倖は笑顔で視線をあたしの後ろに向けた。
見てみると、
まさが戻ってきていた。
「メガネくんって手早くない?」
「そんなこと言わないで!」
倖に怒鳴ってしまった。
「ご、ごめん…」
「…まだ好きなのに」
「…唯伊」
「あたしだけ?好きなのは…」
「でも言ったんでしょ?好きって」
倖には全て話してしまった。
隠してることが
もう辛くなっていた。
まさの正体…2トップとの関係も。
倖は誰にも言わずに、
あたしの気持ちを受け止めてくれた。
「唯伊…合コンはなしね」
「え?」
「まだ恋してな?メガネくんに」
とポンと背中を叩かれ、
倖は笑顔で視線をあたしの後ろに向けた。
見てみると、
まさが戻ってきていた。