天使の贈り物
「え…えと、じゃああたし…帰るね。」


一刻もこの場から去りたかった。

「はい。わざわざありがとうございました!」


ヨッシーがそういうと、あたしは足早…というか、全力疾走で家に帰った―……



家に帰ってから気づいた。

「鍵…返してない…」


返すつもりだったのに…。

にしても…なにさ!いきなり人に抱きついて~!!


あたしの体にはまだあの抱かれた感が残っていた―……
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