天使の贈り物
第五章 もうひとつのラブストーリー
関東大会は全国まであと1歩というところで負けた。
最後は葵先輩に全国に行ってほしかったけど、留学があるから仕方ない……
その夜、あたしは泣いた。
ずっと支えてくれた葵先輩は、明日からはもういない……
それがすごく寂しくて、悲しかった……
♪~
着信音がした。
「もしもし?」
―あ、夕花?
「葵先輩…。」
―どーしたの…泣いてんの?
「泣いてません!」
バレバレだったけど、全否定した。
―あ、そう…
「で、なんですか?」
―明日、アメリカに行く。
葵先輩に直にいわれると、ホントにお別れなんだなと思った―……
最後は葵先輩に全国に行ってほしかったけど、留学があるから仕方ない……
その夜、あたしは泣いた。
ずっと支えてくれた葵先輩は、明日からはもういない……
それがすごく寂しくて、悲しかった……
♪~
着信音がした。
「もしもし?」
―あ、夕花?
「葵先輩…。」
―どーしたの…泣いてんの?
「泣いてません!」
バレバレだったけど、全否定した。
―あ、そう…
「で、なんですか?」
―明日、アメリカに行く。
葵先輩に直にいわれると、ホントにお別れなんだなと思った―……