天使の贈り物
ヨッシーは少しびっくりしていたようだったが、すぐに疑問があるとでも言っているかのような顔をした。

「どこに行くんですか?」

え?いいの??付き合ってもらっちゃっていいの!?

「え…ロックフェラーセンターだよ?」

「それ…デートって解釈してもいいんですよね…?」

うげっ…墓穴掘った…。

「べっ、別にいいけど…」

ヨッシーはすごく嬉しそうにしていた。


その後は明日何をしようかといった話をしていた。
さすがに「天使の名簿」のことは言えなかった……


寮に行っても部活の話、勉強の話といった話をしていた。


ヨッシーと話していて、あたしはようやく気付いた。












あたしは……
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