天使の贈り物
翌日。

ヨッシーが寮まで迎えにきてくれた。

ヨッシーはあたしよりもニューヨークに詳しくて、ロックフェラーセンターにいくまでにいろんなところに案内してくれた。



夕方、ようやくロックフェラーセンターに着いた。
まわりはカップルだらけですごくうらやましく思えた。


うらやましそうな顔でもしていたのか、ヨッシーはあたしの手をつないできた。


それも俗にいう「恋人つなぎ」…

「先輩…手、冷たいですね」

ヨッシーの手は大きくてあたたかかった。





あたしたち、まわりからどんな風にみられているのかな…?
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