天使の贈り物
何かを察したのか、ヨッシーは話をやめた。


「ごめん…おばさんにきいたよ。記憶…ないって……」


記憶ぅ?頼むヨッシー、これ以上なにもいわないで…ぶっ倒れそ…


「うん…ごめん。」
とりあえず謝っとこ。


「でもありがと!何か嬉し…あ!」



夜空を見上げると、ふわふわと雪が舞い降り始めた。



「ホワイトクリスマスだね!」


「うん!!」


きっとこれも天使からの贈り物なのだろうと思いつつ、あたしたちは空を見上げていた………
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