天使の贈り物
豪邸が見えていたものの、なかなかたどり着けない…
なによりも、この北海道というだだっ広い広大な土地のおかげでさらに遠く見えた。



いくらなんでも遠すぎるだろ!!


やっとのおもいで着いたのは、空港を出て2時間が経過するところだった…


改めて目の前でこの豪邸をみると、今にも襲いかかってくるのではないかと思わんばかりにそびえ立っているように見える。


とりあえず、インターホンを押さなければなにも始まらないと思い、押そうとおもったら…



…あれ?ない…


ドアをみて、ノック式ということに気づいた。



ここはヨーロッパの古民家かっての!




トントン


控えめにノックしてみた。

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