天使の贈り物
それから何時間経っただろう…?

あたしはいつの間にか坂木さんに連れられ、部屋で寝ていた。


……けど起きたからそれほど疲れていなかったみたいだ。


「…今何時だよ」

鞄からケータイを取り出し時間をみたら真夜中の2時だった。

「……寝よ。」


と試みたが…


「寝れねぇー!!」


なんでなんでなんで?いつもは授業サボって、ふっつーに寝ちゃってるのに、なんでこーゆうときに寝れないわけ!?


段々自分に苛立ちをおぼえてきた。


「…。どうしよ」


とりあえず、部屋周辺を迷わない程度に歩いてみることにした。
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