いじめッ子には報復を。

「「「…………。」」」



みんな苦笑いで沈黙。





「…そーだ!!」



無音だった部屋に、鈴サンの閃いたような声が響いた。



「凌斗さ、こないだ、新しいバイトクンが入ればシフト変えられるって言ってたよな?」


「うん。まぁ。」



「そこでだよ弟よ。…こいつがバイトに入ればいいじゃないか!」



鈴サンが どーん と圭介クンの背中を押す。


「オレ?!」


急に巻き込まれた圭介クンが、何が起きてるのかわからないとでも言いたげな見事なきょとん顔を鈴サンにむける。



「そう。君。顔良し、人当たり良し、頭は知らんけど悪くはなさそうだし。
ぴったりじゃん?」


「確かに。長谷川なら店長も許してくれるかも!長谷川、よろしくな!」



…誰かきょとんなあたしたちに説明を!!










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