いじめッ子には報復を。
ガラガラ
「失礼し、ます?
あれ?ミナちゃん居ねーの??」
あ、この声は。
「……出張だそうです。」
「ふーん……
ま、なんでもいいや。
絆創膏もらいまーす。」
このユルさは。
『凌チャンさーん。』
まだ着替え中のため顔だけカーテンの裏から出す。
「うおッ!!のん?!
ビックリさせんなよー。寿命縮む。」
『ごめんなさーい。』
「なんでそんなとこいんの??」
凌チャンさんが近づいて来る。
『ちょーッと待って下さい。
すぐに終わるんで。はい、そこでストップ!!』
凌チャンさんが素直に止まったのを確認して、素早く着替える。