いじめッ子には報復を。

「のん。」


『はい??』



唇に凌チャンさんの唇が触れる。



「のんは俺のだからね??」


悪戯っ子みたいに笑ってる。



『はい♪
あ、でも"死ね"とか"殺す"ッて言葉はダメですよ?
凌チャンさんが言うと冗談に聞こえないんで。』


すっごい悪い顔してるんだもん。



「…さっきのはチョット本気だったけど。」


『じゃ、もっとダメですね。』



「…改善したいと思います。」



シュン とする凌チャンさんがなんか可愛くて、頭をわしゃわしゃしてやった。


『わかれば宜しいです♪

…そろそろ戻りましょうか。』




最後にもう一度唇を重ね、保健室をあとにした。




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