いじめッ子には報復を。
キレちゃったの。
―――
『ふゥ………』
「の、希美?
もう落ち着いた??」
うわァ。
圭介クンと野口クンが怯えとる。
『大丈夫よー。
ちょっと…キレちゃっただけだから。』
あのカエルがね~
引き金となりました。
「ちょっと?!」
「キレちゃった?!」
『うん。
キレちゃったの。
手ェ出さなかっただけましかなー。』
…そんな驚かないでよ。
「なんであんなに…
何かされたの??」
よくぞ聞いてくれました!!
『あいつら、あたしのペットボトルにカエル入れやがった。
あたし、カエルだけは大ッ嫌いでさぁ~。
つい。』
キレちゃったの。