いじめッ子には報復を。

「あ、あの子あの子!!

あそこにいる、黒髪のロングで前髪あげてる子!」



「…はぁ?!中島サン?!」


中島サンて言うんだ。
ごめんね。中島さん。

今だけちょっと我慢してね。



グイッ

中島サンを引き寄せる。



「うわっ!何すんねん!!」


「シーーー。静かに!

…俺、中島チャンが好きなの。
だからお前はもう消えて??」



「………もういいわよ!別れる!!バカッ!!」



それだけ言っ詩織はバタバタと走り去って行った。



はぁ…良かったぁ。

別れられたー。



< 34 / 257 >

この作品をシェア

pagetop