いじめッ子には報復を。

―お昼。3の3前。


昨日の帰りに凌チャンさんから、ドアの前で待ってるように指示があったので、おとなしく待機です。


なんでも、教室に入ると鈴サンが暴れるんだそうだ。


暴れるってなんやねんとは思ったが、「窒息しそうになったでしょ?」と凌チャンさん言われ、それもそうだと納得。

あれは苦しかった。非常に危険だ。


あれ、でもこれだとあたしが来たってわかんなくないか?


…顔入れるくらいは平気だよね!


と自己完結して教室の中をのぞくと、すぐに凌チャンさんがやって来た。



凌チャンさんの後ろで鈴サンが他のクラスメイトに押さえられていたのは見なかったことにしよう。


そんで、中講1へ。

今日の結果報告しなくちゃね!









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