いじめッ子には報復を。
よし。
この大量の画ビョウは丁重にお返ししよーっと。
「ボスの下駄箱はー、えーッと……」
ローファーの中の画ビョウを手のひらに移し替え、3つ下の下駄箱の中に画ビョウをジャラジャラっと置いた。
返却だし、上履きに入れようとかそんなことは考えない。
入れたところでどうなるわけでもないしね。
「…の、のんチャン、何してるのかな?」
鈴サンはなぜかちょっと焦った様子で聞いてきた。
「この画ビョウ要らないんで、ボスに…あ、福原詩織に返却です。」
やっぱり下駄箱に入れるのはまずいかなー。
でも他に処分するのも面倒だし、ボスが自分で片付けてくれるでしょ。
「プッ!アハハハ!!のんチャンおもしろー!!」
むう……なぜそこで爆笑なんでしょうか。