片恋
「同じクラスの、若野さくら。」
…………
「そうなんだ!わかった。でもこれからも友達でいてねっ!」
彼女は笑ってそういい、走って去って行った。

私は草の影にかくれて聞いていた。

なんだか心の奥がズキズキと傷む。

目から涙が流れてる感じ。
感じじゃない。絶対そうだ。

私は涙がこらえきれなくなり、その日は家に帰る事にした。
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