戦慄の魔説

｢さすが!!じゃまた背中に来て｣

シンシアおんぶして家の中庭まで行った

蓮華は中庭の岩に座っていた

｢じゃここに２人は居てね｡あと少ししたら花火を一発打ち上げるからそしたら幻那異の家見てて｣

銀狼と一緒に結界まで戻った

まずチャクラムに向かって俺の黒い稲妻を放つ

するとチャクラムが黒い稲妻を纏った
だけど周りが暗く目立たない

｢そろそろやるんだろ？花火取れよ｣

銀狼から花火を受けとりあらかじめ用意していたマッチで導線に火をつけ思いっきり上空に投げた

爆発音とともに花火が開く

音を聞いた村人たちが家の外に出てきた


｢そろそろいいかな？銀狼一緒に花火に火をつけて結界に落としてくれ｣

｢了解…いくぞ｣


一斉に結界内に花火を落とした


すると花火は爆発し黒い稲妻を帯びたチャクラムはトゲトゲした黒いあとを残している

まるで巨大なバラのような幻想的なものが幻那異の家を破壊しながら夜空に咲いた


｢すごくきれい｣

シンシアは言葉にだし見とれ
蓮華は言葉にせず見ていた


村は歓声にあふれみんな見とれていた