戦慄の魔説
すると次は俺を見だした

「何ですか?」


「腕の鎖…武玉ですね?それに血に新しく吸血鬼が混ざってますね」


「はい。いろいろあって」


しばらく沈黙してから口を開いた


「この二本の刀は本来の姿を持たない…いや使用者に合わせるのほうが正しいかもしれません。私もこうゆう物を見るのはなかなかないのでわからないこともありますが…おそらく真実くんは選ばれたみたいですね。そして武玉に入れることができるでしょう」


「武玉に入れるってどうゆうことですか?」


すると翡翠さんは式紙にお茶を入れさせ一口のんだ


「武玉とゆうのは簡単に言えば形だけ作れるものです。それは特訓や使い慣れれば切れ味や強度、様々なことに使えるでしょう。最初体に武器が入りましたよね?それがこの世界に使用者、つまり真実くんを認めた武器たちです。一つしか使えない人もいます。その場合は武器の姿が変わったりします。武玉になった人は未完成、そして武器を見つけると武玉に吸収され、例えば今この二本が入ったならば真実くんの二刀流は武玉で作った二刀流なんかおもちゃに感じるくらい強力になるでしょう」


話を簡単にまとめると
武玉は未完成の借り物で自分にあった武器と出会えたとき吸収されその武器を武玉から出せるようになるってことらしい


「まああれです…武玉は霊力の粘土みたいなもの。作りたい物は本物に劣りますが大抵できます。いやぁいい物を貰いましたね」


いつものようにへらへらした感じになり笑いかけてくる


「しばらくしたら早速二本の試してみましょう。あと渡したい物もありますし」


そうゆうとどこかに歩いていった
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