戦慄の魔説
てっぺんに着くと神社のような建物があった

「相変わらずだるそうに登るな。体力の衰えが進むぞ」

「あんたほどじゃないさ。だって昔から生きてんだからな晴明」


そう
東京支部、支部長陰陽師安倍晴明
烏帽子に着物顔はイケメンらしい

周りにはその素性は隠していて知っているのは、俺、クォーツ、翡翠くらいか


「相変わらずねじ曲がった性格だな。とりあえず茶でも飲みながら話そう」


中にはいると式神がお茶を用意していた

翡翠の式紙とは違い霊力で形を作っているような存在だ

まあ見た目はあんまり変わらない


「それで、国会の霊力はなんだった?」

「あれは霊守の元幹部幻那異と吸血鬼ヴァレルドの物らしい。それで晴明は何かつかんだか?」


「いや…国会の奴らが何か動いているのは確かだろうがなかなかわからなくてな。それでだ、もし向こうが何らかの動きにでたときに支部関係なく極秘部隊を作ろうと思う」


晴明も掴めないとなると普通じゃないな
確かにそうゆう部隊はあったほうがいいな


「それで編成はどうする?」


「それはだな…まず暁お前に指揮をとってもらいたい」


「まあそうなるか…他の支部長は弱いからな」


「そこについては触れないが…真実くんは入れよう。あとは暁と行動してるメンバーそれと私の息子も入れよう。まだ他にも加えることになるだろうがな」


まあそのメンバーが動きやすい
晴明の息子はしばらく会ってないな
息子と言っても晴明が助けた子供だ
ただ霊力を与えて助けたため晴明を継げる器になるだろう

とりあえずはそのメンバーだな
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