戦慄の魔説

だいぶ式紙を倒すのに慣れてきた俺は中庭でゴロゴロしていた

もちろんさぼってるわけではなく倒して白い和服の上に黒の羽織りに着替えてブーツと言う和と洋のコラボが実現していた

外の気温は一桁みたいだが動いてた体にはちょうどいい


「慣れたとは言え疲れた…あちぃ」


すると翡翠さんが来た


「休んでるとこ申し訳ありませんが、仕事ですよ」

「仕事!?今式紙倒し終わったばっかなのにですか!?」


「急ぎです。暁から連絡がありました。敵襲に合ったようです」


すぐに立ち上がり状況を聞く


「詳しくはわかりませんが暁とクォーツさんたちは離れてしまい暁が援護に行けない状態みたいです。クォーツさんの周辺に送るんで霊力を頼りにすぐ行ってください」


すると空間に丸い穴ができた

「では、気をつけてください」

「了解です!!行くぞ銀狼!!」


穴に飛び込むと森に出た

「なんだこの変な霊力…これが敵なら向こうなはず」


「とりあえず獣化してすぐ行くぞ」


銀狼に言われた通り獣化して走り始めた


少しずつクォーツさんや先輩たちの霊力を感じるようになってきた


すると変な霊力とクォーツさんたちの霊力がぶつかった


「まずい!!間に合ってくれ!!」


一段とスピードをあげる
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