戦慄の魔説
相手の腕が弾かれたと思うと砂煙が風で消えた


真実の周りを回っている鎖が風で砂煙を飛ばしていた


「いてぇじゃねぇか」


力を解放した真実がクレーターから出てきた


「お前…ただですむと思ってねぇよな?」


右手に漆黒を出すと鞘から抜く
真っ黒な刃が現れる


それを見ていたあいては殴りかかってきたが
それを素早く避け腕を駆け上がり背骨をそうように斬りあいてが回してきた腕をジャンプして避けわき腹を斬り殴りかかってきた腕を利用して遠くまで跳び距離を取る


「お前がなんだか調べるために細切れにはしねぇよ。感謝しろ」


すると漆黒を素振りするかのように十字に斬るとその軌道が黒くなり留まっている


「黒刃(こくは)」


すると黒い刃は相手に向かい飛び十字の傷をつけた

膝をつき倒れそうなあいての前にはすでに真実がいて居合いの構えをしていた

次の瞬間あいては腹から真っ二つになり崩れた

漆黒についた血を払い消し人間の姿に戻った


「ふぅ…やっぱまだ疲れるな」


「いや、今までで一番いい動きだったぞ」


「ありがとう銀狼。……なんだこれ?」

さっきの鬼の面が砂になり心臓部分には野球ボールほどの赤い水晶玉見たいな物があった


とりあえず持つと暁がきた

「いい動きだったな」

「いい動きだったじゃねぇよ!!」


とりあえず顔面に右ストレートを決める


「ぐふっ…いいパンチだ」

「全部思い出したぞ暁…何が師匠と呼べだぁ?威張んな!!」


ついでにまた右ストレート
あぁすっきりした


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