戦慄の魔説
とりあえずさっきの玉を見せた

「鬼の面をつけたやつの死体が砂になったら出てきたんだけどなんだかわかる?」


「いきなり態度変えたな…そんなのははじめてみたな」


すると上空に一羽の鷹が飛んでいた


「あいつが来たか…真実、その玉あいつに投げろ」


言われたとおりに投げるとキャッチし飛んでいった


「なにあれ」

「まあついてきゃわかるさ」


鷹あとを追うために銀狼は三人を乗せ、俺と暁は走って追いかけた


着いたのは夕方頃でここに来るまでに今から会うのが安倍晴明と言うことをあらかじめ聞いたため驚きは少ないが階段がすごかった


「久しぶりだな真実くん。私が安倍晴明だ。あのときは話せなかったからな。最初に言うが様をつけるのはなしにしてくれ。クォーツも久しぶりだ。それからお二人も久しぶりだよな?」


「挨拶はその辺にしてくれ晴明。なにかわかったか?」


晴明さんは扇子をだしパシパシ手を叩く

すると霊力の塊のようなものがお茶を出してくれた


「翡翠様の式紙に似てる」

「様なんてつけているのか。あいつはただの変人だ。人をいじめて楽しむ」

それを聞いた瞬間、様をつけるのをやめようと思った


少し休んでから晴明さんのわかった情報を教えてもらうことにした
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