戦慄の魔説
階段を登ろうとすると殺気を感じた


獣化しシンシアを抱きその場から跳んで離れる
その場には矢が刺さっていた

「敵!?」


「多分…結界の中だから安全なはず何だけど」


殺気は消え居場所が特定しづらい


「シンシアは自分を守ることだけを考えて…もし結界を破ったなら相当な敵だ」


しばらく様子を見たが動きはない


「シンシアは暁たちに知らせてきてくれ」


「わかった」


すぐに階段を登り始める
シンシアが離れてから殺気が強くなった


「女性には手を出さない主義ってやつか」


すると矢が飛んできた

それを漆黒で切り落とす、その瞬間相手は一気に間合いを積めてきた
狐の面をしていて顔はわからないが身長は180くらいだろうか

「その間合いなら!!」


横に振るが当たらず変わりに服を少し斬られた


「カッター!?」


手にはカッターが握られていた
攻めに来たならカッターなんか使わないだろう
でも何を考えてるかわからない
何が目的なんだ?

獣化についてくるスピード
霊力でスピードを上げているのだろう


白銀黒金に持ち替えスピードを上げる

面を狙って振るが相手もスピードを合わせてきたためなかなかお互いにダメージを与えられないでいた
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