戦慄の魔説
とりあえずみんな晴明さんの所で寝泊まりする事にはなったが基本的に行動は自由になった

俺は散歩することにした

「さて…どうしよ」


暇人な俺は悩んでいた…やることがなさすぎて笑えてくる


「服でも買うか…最近斬られまくりだし…。やっぱり渋谷か原宿か…ここはあえて横浜にしよう」


時間は1時すぎ電車移動だと時間がないな…走るか


獣化してビルの上を跳びながら横浜を目指す


電車よりも確実に早い


「いい力…そうか…俺はこのために」


いや…ボケるのはよそう…悲しくなる


そうこうしてるうちに観覧車やランドマークが見えてきた


「このへんでいいか」


獣化を解き大通りを歩く

目的のビルにつき服を探す


「サイズデカすぎ…この店は俺の…いや、世界の小さい痩せ型の敵だ!!」


レディースですら腹がゆるい俺は男としてどうかと思うけど
そう叫ぶしか無かった



物色しては叫び
物色しては叫びを繰り返し上へ上へ登っていく


もう少し身長が高ければバリエーションも増えるのだが162ちょいの俺にはなかなか無く
靴も24なため大抵ないか品切れ…改めて絶望した
< 167 / 263 >

この作品をシェア

pagetop