戦慄の魔説
<それでは準決勝を決めた戦いの始まりです!!敵グループを秒殺してきた…大地と愉快な仲間たち~!!対するは狩りをするように敵を追い詰める…チームハンター~!!それでは両者前へ…………バトル~スタート!!>



向こうはクロウやグローブ型の接近メインみたいだ

だけど油断はできない


ハンターは一斉に走り攻めてきた


「来させない!!」


白雪は地面を凍らせる足止めさせようとするがジャンプされ避けられた


しかしそれも計算のうち

大地がすでに流の風に乗り待っていた


「食らえ!!」


巨大にしたハンマーで攻撃するが当たることはなくハンターは左右から美桜を狙っていた


それに気づいた流と紅は左右に展開し防御を優先する


その隙に美桜は上空に水を集め白雪が凍らせ大地がハンマーで割った



ハンターたちは落ちてくる氷を避けながらスタートと同じ位置に戻った


戦力は同じくらいだろうか

いや…何か違和感がある…


「まずい!!みんな下だ!!」

足下はぬかるみはじめていた


ジャンプしてぬけだそうとするが地面から水でできた手がみんなの足を掴み逃がさない



「くそ!!水が多すぎて土を操れない!!」


「この水美桜とは違う攻撃的な水だろう……紅…蒸発させれないか?」


「やろうとすると地面が表面にきて水に熱が届かないの」


これはまずい…

完全に動きを止められた…


「おい…後ろにいる奴…お前一人だけだぞ…なんとかしてみせろよ」


ハンターの一人が話しかけてきた


水の手はみんなの首を締めようとしていた


俺はみんなの前に出る


「お前にも力があればこんな事にはなんなかったのになぁ。まあこいつらが弱いのもいけねぇか…ヒャハハ!!」



「そうだな…俺のことは否定しない……だがなぁ…仲間をバカにした奴くらいなら殺れるんだよ…」


刀を抜く


「紅…美桜…濃霧を作ってくれ。流は濃霧がでて5秒したら風でを消してくれ」


徐々に霧で視界が悪くなる


完全に見えなくなったとき真実は動いた


「こんな霧…ぐはぁ!!」


次々に倒れる音が聞こえ流が霧を消すと気絶したハンターがいた
< 218 / 263 >

この作品をシェア

pagetop