戦慄の魔説
そうだった
忘れてた…


「神風側からの命令で地下鉄に世魔が現れたからって」

「俺たちの真似事か…で場所は?」

「出現ポイントがランダムらしく…夜中でるしかわからないみたいです」


そう…流の言うとおりわからない
探すには少し大変だ


「まあ夜中だろ?とりあえずゆっくりしとけ」


暁は部屋に行った


俺たちもみんなの所に行くことにした


「真実~!!なんでこんな美しい方ばかりなんだぁ!!」

「知らん…てかみんな…打ち解けたな…」


女子は何やらお菓子を食べたり話したりしている

「まこちゃぁん!!なんか食べ物作ってぇ」

華音先輩は何やら顔を赤くしていた

マーシャが近くに居たため獣化する

この匂い…

「酒飲んでんの!?未成年居るぞ!!」

「間違えて飲んだみたいね」


クォーツさん…間違えてもダメでしょ


みんなは真実くんから呼び方がまこちゃんに変わっていた

「マーシャは飲んでない」

「えらいなマーシャは」


マーシャの頭を撫でキッチンに行き水をくみみんなに渡す


「騒がしいな…何なんだよ」


隣の部屋から小さい銀狼がきた

どうやら霊力節約のために小さくなってるらしい

「子犬!!」


みんなが銀狼めがけ走り出す


「なんだこいつら!!おい!!真実助けろ!!」


「……悪いな」


俺は自分の部屋に逃げた

「マーシャ…なんできた?」


「もふもふ不足」


なんだそれ…

マーシャはしっぽや耳を触る


「マーシャなら世魔探せる」


「マジか!!じゃ頼んでいいかな?」


「じゃ明日までもふもふさせて」


これは…やばいな…

てか期限いつまでだ?


「マーシャちょっと待って」



流の所に行くと1人で緑茶を飲んでいた




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