戦慄の魔説
外に出て木刀をふる


こんなに真面目にしたのは久しぶりだ


「真実くんちょっといい?」

「白雪…どうしたの?」


白雪は動きやすい服装できた


「試したいことがあるから…ちょっと相手してもらおうかなって」


「今日倒しに行くから…ちょっとだけだよ」


防御メインの為神風の刀を構えた


「いつでもいいよ」


「じゃ行くよ…」


白雪は扇子をだし開く


「氷嵐氷刃!!」


白雪は霊力を扇子に集めると冷気に変わり周りの水分が凍り始め扇子を振ると俺に飛んできた

氷は飛びながら形を変え三日月型になり10個ほどがすごい速さできた


「これは…」


俺はすべて切り落とすが獣化してなかったらヤバかった


「どうかな…?」


「すごいよ!!霊力の密度もよかったし威力も…ほら刃こぼれした」


刀がボロボロになっていた


砥がないとやばい


「なんか夢にでてきてさ…この扇子の…白風(しらかぜ)って言うらしいんだけどなんかイメージしやすくなって」


武器が白雪を認めたってことか?


デザインも和な感じで白と青…見てるだけで寒くなりそうだし美しい


「多分みんなの中で一番強くなったかもな…」


もしかしたら今日みんなが使い慣れたら変わるかも知れない


「よかった…じゃ私は流くんとお茶しようかな?」

「ゆっくりしてな」


俺は砥石を倉から見つけ研ぎ出す


だいぶ刃こぼれがひどい…神風に貰わないと
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