戦慄の魔説
刀を研いでみるがなかなかきれいにならない


「あれが実戦だったら死んでるぞ……」

刀を空にかざすとまだボコボコしている

これ以上は無理そうだ

刀を拭き鞘にしまう


「さて…昼寝でもするかな」

夜中戦うため昼寝をすることにした




そのころ…白雪はテンションが高かった


「流くん!!私にも頂戴!!」

「白雪か…なにがあった?」

緑茶を入れ差し出す


「わかっちゃう~?今真実くんに技受けて貰ったら刀ボロボロになるくらいの威力でさ!!うまくいったから真実くんも驚いてた!!」


「それでか…真実を驚かす威力か…すごいな」


流は少し悔しがっていたが顔には出さずに無表情だった


「じゃ私は二人を見てくるね。もう昼過ぎだしさ」

白雪と入れ替わりで大地がきた


「なんか白雪ちゃんテンション高くなかった?」


「真実の刀を刃こぼれさせたらしい」


「すげぇ…俺ら負けてんじゃね?」


「勝ち負けではないからわからない」


流は緑茶を飲み片付けた


「俺は少し寝る…今夜倒しに行く」


「りょ~かい。おとなしくしとくよ」


流は部屋に戻り大地は畳に寝転がった




それから夜になり夕食を食べみんなが真実の部屋に来た


「今日の相手はこの駅にでるらしい…人通りが多いこの駅は噂が広がりやすい…相手は厄介かも知れない…そこまでは晴明さんが送ってくれる。時間は夜中の2時…何か質問は?」


「どうゆうやつかはわかんねぇの?」


大地が手を上げ発言する

「全くわかんない…だから用心しないと」


みんなが頷く


時間はどんどん進んでいく


時間は夜中の1時を過ぎた
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