戦慄の魔説
体の中にできた一つの感情…多分俺のじゃない
ならだれなんだ
お前はだれだ?

「まずいな、真実!!意識をしっかり保て!!」
暁さんの声が聞こえる
それから華音先輩の声も

すると体が動き出し人間離れした速さで暁さんに襲いかかった

「くそっ!まだ時間がかかるか。真実!!お前ならそいつを落ち着かすことが出来るはずだ!!対話だ!!時間は俺が稼ぐ」

そうゆうと俺の攻撃を受け流しはじめた

今俺の体の中には俺ともう一つの意識がある

集中してみると、そいつはすべてのものに警戒しているみたいだ
それになかなか凶暴な感じが伝わってくる…

対話…ねぇ
試しに話しかけてみる事にしてた

お前、何者だ?

返事はない

なんでそんなに警戒してるんだ?

やっぱり返答なし


しばらくおんなじような感じで質問してみた


1時間くらいたったとき暁さんに異変があった

受け流しているだけで、反撃しないからボロボロだった


それでも攻撃をやめない


ちょっとキレた

いい加減にしろよ、人が下手にでてれば調子に乗りやがって

これは俺の体だ!!
無理矢理ででもかえしてもらうぞ


すると体が動かせるようになった

「やっと手懐けたか、つかれた~」

暁さんはそうゆうと庭で寝転んだ

俺は力尽きるように倒れたらしい

夢に犬がでてきた

今ならわかった
こいつは俺にそっくりだ
どこが?ときかれると困るけど

目が覚めると華音先輩がいた

「お疲れ様。痛むところはある?」

「大丈夫みたいです。」

外をみると全部夕日でオレンジになっていた
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