戦慄の魔説
とりあえず武器を部屋に残し夕飯の準備を始める

今回は魚介類が多かったため刺身や天ぷらなどの和食にする事にした


「しかし…こんだけいい食材どうやって集めてるんだ?」


マグロやカツオなどを切っていく

わさびはそのまんまだったため擦ってから少し砂糖をいれ皿にのせひっくり返しておく


すると玄関が開いた


「ただいま~」


廊下を歩く足音が多い気がした


「真実くん、買い物してたら」
「真実様ぁ~!!」

「あぶな!!ってさっきのお嬢様!?」

紅の声を遮りお嬢様は油を使ってるのに飛びつかれたため危なかった


「ほんとに知り合いだったのね」

「白雪…連れて来ちゃダメだろ…」

「そんな冷たいことおっしゃらないで。私も今日から真実様のお仲間ですのに」

「はい?なに言って…」


流に神風から連絡が入る

「真実…どうやらその人の言ってることは正しいらしい」

「どうゆうこと?」

「その人の仲間にさっき負傷者がでて国に帰ったらしい。だから魔水晶を持たない真実の所に入れるらしい」


バランス的にここにくるのはわかったが……ボディーガード…帰んなよ


「フランと言います。そうゆうことで…よろしくお願いしますね皆さん」


「おぅ!!フランちゃんみたいなかわいい子なら大歓迎だぜ!!」


大地はテンション高めになりうるさい

もうどうにでもなれ

俺は準備を進める


「真実くん紅茶あるかな?フランちゃん緑茶苦手みたい」


あのお嬢様にはジュースも口に合わないか

仕方ない…


「フランちょっと来い」

「なんですの?」

「紅茶飲みたいなら自分で入れろ。俺たちはボディーガードじゃない。これあげるから、まあ安物だけどな」


俺は紅茶を渡し準備に戻る
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