戦慄の魔説
体の感覚がない……俺は死んだのか?

「残念ながら死んでないんだな~。まったくお前はこうゆうよく会うよな~。」

この声は暁さん?

「師匠って呼べって!!」

いきなり頭に衝撃がはしる

「痛ッ!!なにするんですか!!」


見ると体は鎖でぐるぐるにされ動くこともままならない
ってか体に穴があいてるんだから当然か


「よぉ~真実。気分はどうだ?」

「最悪ですよ…師匠」


師匠は座りながらタバコを吸っている


見るとまだ人影がある

「そこにいるのは…灯か…?」

「ごめんなさい!!」


なんのことだかさっぱりだ


「私…吸血鬼にとりつかれて…なんとか暁さんが倒そうとしてくれたんですけど…離れただけで……それで」

「襲われたってわけか、でもなんで死んでないんだ?」


師匠がタバコを吸いながら答えてくれた


「お前あいつのうできっただろ?その手でやられたから吸血鬼の血が入ったんだ」


「じゃ今俺は吸血鬼?」

「完璧にじゃないがな、」


またやっかいなことになったな…てか時間!!


「今何時ですか!?」

「8時ジャストだな」


時間がないじゃんか!!


「俺もう行きたいんですけど」


「なら灯の血を飲め」


はい??
今なんて??

「お前は生きてるがでっかい穴があいたままだ、灯の血を飲めば吸血鬼の力がますから治るだろ、てか飲まないとあいつに対抗できないぞ」


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