戦慄の魔説
しばらくするとものすごい殺気に包み込まれた


「私とまいちゃんをほっといてどこの女と遊んでたのかしら?」
「かしら~!!」


そこにはねこみみの華音先輩とまいちゃんがいた


「ごめんなさい!!ちょっといろいろあって…まいちゃんごめんね」


あまりの恐さに苦笑いしながら謝る

するとすごい早さで華音先輩が顔を近づけてきた


「その服にすごい血のにおい…あとできっちり聞くから………それに隠してもわかるから…猫だからにゃ~」

「………わかりました」

今の先輩にはかないそうにない
猫の真似をされたときは理性が吹っ飛びそうになった


「じゃここに寝転がってみましょう!!真実とまいちゃんは目閉じといてね!!」

俺はまいちゃんの目を隠しながら目を閉じ言われたところに寝転がる


「じゃ目開けて!!」


すごかった…夜空一面星に埋め尽くされていて言葉を失った

「すごい…猫のお姉ちゃんきれいだね!!」

「そうだねまいちゃん、きれいだね」


その二人の顔がいい笑顔でこれからのことなんか忘れられた

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