戦慄の魔説

第５章…新しい生活

翌日クォーツさんから電話がかかってきた

｢もしもし､クォーツです｡明日迎えにいきますから､そのつもりでいてください｣

｢なにか必要な物はありますか？｣

｢特にないですね｡では後ほど｣


(なるほど…明日か
なら今日は獣化を鍛えてみようかな？
そうだ!あの山に行こう)

｢おはよ…真実…｣

｢おはよ先輩!今日俺はあの山に行ってくるから｡あとクォーツさんが明日迎えにくるらしいから準備しといて!!｣

そう言い残しでてきた

歩いているとまいちゃんの家の前についた

(あのとき両親二人亡くしたからな…まいちゃんはどうなるんだろ)

見ていると中から黒いフードをかぶった人たちがでてきた

(あいつらはあのときの!?)

そう試験の時にいたやつらだ


｢すいません｡あなたたちは試験にいた人ですよね？なんでまいちゃんの家から？｣
｢??…あぁ､あなたは先日試験を受けた方ですか｡そこにいたのは私たちではありません｡対霊都対策部隊には私たちのような弱い力があるものはこのようなかっこをしているのですよ｡まあ補助担当です｡あとここにいたお子さんは他に身内がなく､力が強いため我々が引き取るようですよ｣


そう言うと仕事に取りかかった
山につき考え出した

(あそこで俺が関わらなければ一人で寂しい思いをしなくて済んだんじゃないか？…………いや､それでも死ぬのを黙って見てられない｡これからもっと力をつけないと)

獣化をし走り回り､木と木を飛び越え､崖を素早くジャンプし登る
真実は使えそうなことを何でもした