戦慄の魔説

修行の疲れからかいつの間にか寝てしまっていた

｢真実､起きてここが武洞よ｡さあ中に入りましょう｣

そこは森にある洞窟だった

中は光がないのに薄暗く不思議な空間があった

しばらく歩くと広い部屋のような空間にでた

｢さあここで武器を手に入れるのよ｡まず華音､この空間に自分の霊力をできるだけ放ってみて｣

｢わかりました!やってみます｣

すると薄暗い空間が明るくなった

すると足元から一本の杖が生えてきた｡

｢それが華音､あなただけの武器よ｣

その形状からすると援護系だと想像できる

長さは80センチくらい
先には赤い宝石のような鋭利な物がついていて真ん中より少し上に三日月のような形の金色の物がついていた


｢すごい…なんか今まで使ってきたみたいに手に馴染む感じがする!!｣


｢さあ次は真実､あなたの番よ｡｣

俺は集中した
部屋全体に広がるように
すると前の壁から日本刀が飛んできた
そして体に刺さるように入っていく
左右からはダガーのような双剣が飛んできて体にはいる
そして下から両手に向かい二つの銃が飛んできて体に消えた

｢あれ…もしかして…失敗!?｣

いやな予感がよぎる


｢いや､成功よ｡すごいわ｡こんな種類の武器が宿るなんて…その武器は体の中にあるの｡出そうと思えば出せるはずよ｡でも今は専用機がある場所まで急ぎましょう!!｣