戦慄の魔説
目が覚めると体が重かった

「おはよぅ真実くん。無理して体重いでしょ。だからやめなっていったのに~」


グサッと心に刺さる言葉は最悪にも目覚めには最適だった


「次が来るまで時間あるんですかね?」


「君がこっちに来てまるまる18日外にすると9日くらいかな?どうやら相手は焦ってるみたいだね。今までは決まった時間寝させられてた。だけど今回は睡眠時間がやけに長い、僕の推測が正しければ、今日すべて終わるはず」


そんなに時間がたってたなんて、確か師匠は10日以内って
けっこうやばくないか!?

「外で師匠たちがそろそろこの家を壊す準備してるかも知れません!!」

「師匠?あぁ暁あいつは壊すのに準備しないよ。すぐできちゃうから」

すぐできるなら尚更やばくね?と思ってしまう


「まあ外からせかされそうだし。僕もそろそろ外に出たい。睡眠時間が長かったのはこっちにも有利なんだよ。体に闇を馴染ませるのは時間がかかる。君は相性がいいから早いほうだよ。さあ体ほぐして準備だ」


体をほぐしたり棍を振ると体が軽く感じてきた
闇に馴染んだってことだろう


「だいぶほぐれたかな?じゃ挑発しちゃおうか」


ニヤリと口だけ不気味に見える
その瞬間サハラさんの手から大量の水が出てきて前方に消えていった


「サハラさんすごい人なんですね」

「そんなことはないさ。ただ属性を操るのが得意なだけ。あぁ属性については教えんなって暁に言われてるから教えらんないんだけどね。おっと出てきたよ」
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