戦慄の魔説
一般人もいるし早く終わらせるために先に動いた

早く動き足を切りにいく
近くで見ると四つん這いになっている状態のようで
前足は手、後ろ足は足だった
太さも普通の手より少し太いくらい
これなら切断できそうだ
走りながら後ろ足を抜刀しながら切った
ガキン

「硬ッ!!刃こぼれしちゃったわ」

見ると刃は欠けているのに相手は傷一つついていない
まだキレ味とかは甘いとは思ってたけどショックだった

女の横側で距離をとる

女は動かない
少し近づいてみると周りの顔が目を見開き口を開いた

「なんだ?」

「真実くん!!距離をとるんだ!!」

その瞬間口から手が伸びてきた

後ろに跳んで下がるがまだ届きそうだ

それから20メートルくらい離れ見てみる

体から出された手は助けを求めるような俺を引きずり込もうとするような動きをしている

まるでイソギンチャクに見える手は数え切れないほどだ

リーチは約10メートル
どうにかあいつに刃を届かせないと

大まかに自分が使える武器を考えてみた

棍ならリーチはあるけど打撃だ。減らすことはできない
刀はリーチがなくきりがない
確か両手のダガーみたいなのもあったはず、でも短いよな

イメージしてみた
棍のようなリーチ、日本刀のようなキレ味………そうか!!思いついた!!


早速出すことにした
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