戦慄の魔説
右手に出したのは両方に刃のついた刀のような物
全部の長さは1メートルちょいくらい棍のように回せるように持つとこを長くした刀のようにも見える
ただ反対側にも刃がある


「イメージはこんなもんかな」

ひゅんひゅんと回してみる
なんとか行けそうだ


「じゃやるか……ごめん!!」


回しながら手を刻んでいく

たくさんの顔がある横についた
顔の部分は柔らかそうだ

「ごめん、今楽にしてやるから」


口に刀を刺した
まっぷたつにするように横に切る

顔たちはこの世の者とは思えない叫び声をあげ
顔たちは血を吹き出し動きを止めた


「ふぅ、案外呆気なかったな。サハラさん終わりましたよ。そろそろ外に出れると思います」


「そうかい。ただあれだけの力を体にためたのに本体は動かないなんて。やっぱり何かありそうだよね」


するとびしびしと音が聞こえてきた


「やっぱり、見てごらん。まるで羽化するみたいだね」

大きな体の上には亀裂が入り始めていた


「これは一般人を離したほうが良さそうだ。霊力だけでも体に悪い」


調査の人たちは一般人を担ぎ上げ離れていく


「僕はここにいるよ。観察もしたいしね」

体の亀裂から黒いもやがでてきた


「いよいよラストバトルって感じだね。」


「はい。行きます」


前にでて近づく
霊力が格段に上がっている

今の俺じゃ勝てないくらいに
ヴァレルドのような強さを感じるが奴ほどじゃないみたいだ
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