戦慄の魔説
双剣で斬りにきたのと同時に鎌を振るう


火花が散りお互い後退する

すると相手は左右から斬りにきた

「真ん中ががら空きだ」

振ってたんじゃ間に合わない
刃とは逆で突き相手を飛ばす

そしてすぐに追撃にいく

怯んでるとこに鎌を上から振る

相手は避けていたが右腕を無くしていた


凄まじい声で叫びながら右腕の切断面を押さえる

その瞬間背中から翼が生え上から血を降らせてきた

その血が落ちた場所は泡をたてながら溶けている

ジャンプしても届きそうにない
その間にも血の雨は降り続く
何とか避けながら考えていると相手が出てきた殻が消えてないのを思い出した

思いっきり助走をつけ殻を踏み台にし相手までジャンプする

「終わりにするぞ!!」

腹を殴るとそのまま空間を突き破った
高さは10メートルほどの外だ
久しぶりの外の風は心地いい

相手は落下しながら俺に攻撃しようとしてくる

「これで終わりだ、安らかに」

自然と言葉がでた
鎌を槍に変え相手に投げつけ刺さりながら落ちていく


相手は地面につく前に砂のように消え風に舞った


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