RinNe
そんな数日が経った


ある日仕事中に、


誠から携帯に連絡が入った…


[ママが車にひかれた…ど、どうしよう…]


[本当か?それで大丈夫なのか?]


[分かんない…
どうしよう…


犯人もまだ、みつかってない…]


[な、なんだって!!
ひき逃げか?


今すぐ行くから待ってろよ!]


と、店を飛び出し、


タクシーで由香の家へ向かい、


一目瞭然に着替えた。


本当は直行したかったが、

誠には仕事着を見られたくない、


という僕のプライドだった…


子供に胸を張って言える様な仕事では、


とても無いからだ…


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