RinNe

中学生になった頃には


僕に愛情が無いのだと勝手に


解釈をして非行に走ってしまった。


今は心の底から尊敬し、今があるのは


父親のお陰だと感謝しているが


その頃の僕にはそんな考え方は


全く出来なかった。


好き勝手迷惑を掛ける事で

僕の存在感を分かって欲しかった


生きてる証が欲しかった


だけど決まって叱られるのは母親だ


あの時、僕が叱られたかった


面と向かって怒鳴って欲しかった


殴られたかった
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