秘密の想い
階段下りて行ったら、


もう先にお母様andお父様達がご飯を食べてた。



もう慣れたよ。

私達にご飯出来たって行ったらすぐ食べだしちゃうもんね。




「あら。

案外早かったわね。」



私と佳兄は席に着いた。


もちろん、亜優ちゃんのことはなんにも聞かれない。


皆わかってるもの。

亜優ちゃんが寝ちゃったら全然起きないってこと。



「いただきます」

「いただきまぁす」


私達も、ご飯を食べだした。




…ご飯を食べだして十分位経った頃、



聞き覚えのある大きな音のずどどどどどどど…


亜優ちゃんが起きてきた。



「あたし、そんなに寝ちゃったんだぁ…!!

はぅっ!!

良い匂い……」



亜優ちゃんはぼさぼさになった髪の毛を直すことも無く、

すぐに


「いっただっきまぁぁぁす!!!!」


ご飯にがっついた。





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