秘密の想い

お風呂タイムはいつも、

佳兄が独りぼっちになっちゃう。



だから私は、




遊び心と、悪戯心混ぜ混ぜで佳兄に言う言葉がある。





「佳兄、


一人じゃ寂しいでしょ?

一緒に三人で入る?」




ちょっと真剣な顔で佳兄に言うんだ。



まぁ、


佳兄の反応はいつも一緒なんだけど



「ブッ!!!!!!!!!!


さ、ささささ紗耶!!!!!?????」





そうやって私の頭を軽くチョップする。

本心で言ってるわけないよ!?


佳兄と一緒にお風呂なんか入ったら、

のぼせちゃう…




「え~~~~…

だってぇ…」



私は叩かれた頭を両手で押さえて佳兄を見上げる。








< 17 / 50 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop