秘密の想い

いつも、頭に触れる手が、温かくて、気持ちよくて、

私は佳兄に酔いしれちゃうんだ。。




「佳兄。。


今日、どこでねる??」



私は部屋に着いたらいつものセリフを出した。

泊まりに来た時は、私は亜優ちゃんとねるから、佳兄はいつも一人でしょぼくれている。




本当は、手とか繋いで寝たいんだけどな。。



我儘、かな??



「今日は絶対紗耶と寝る!」


佳兄が私の腕を引っ張った。

そのまま、バランスを崩して佳兄の胸板にあたる私の顔。


少し、痛かったけど、

佳兄の匂いがして、落ち着けた。



私の頭に唇を付ける佳兄。

…恥ずかしいよ。。


どうしたんだろ。

頭が、パンクしそう。。



少しだけ体が離れたと思ったら、

佳兄の顔が近付いてきて…







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