秘密の想い
ほんの一瞬の出来事で、
私の脳はまだ、
考えていたけど、
頭より先に、
体が反応してた。
「佳兄…?」
私は頬を撫でる佳兄の手を握って、
佳兄の目を見つめた。
無言のまま、
佳兄は私を見つめ返してくる。
その間は、
二人が一つになってる気がする。
「亜優がいるから、
今はこれだけで我慢しとく。」
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佳兄は、そう言うセリフを言えちゃうんだ。
私は佳兄の言葉一つ一つに恥ずかしがっちゃう。。
やっぱりまだ、
子供なのかな。。