秘密の想い

ほんの一瞬の出来事で、

私の脳はまだ、

考えていたけど、


頭より先に、

体が反応してた。



「佳兄…?」


私は頬を撫でる佳兄の手を握って、

佳兄の目を見つめた。



無言のまま、

佳兄は私を見つめ返してくる。



その間は、

二人が一つになってる気がする。



「亜優がいるから、

今はこれだけで我慢しとく。」



//////


佳兄は、そう言うセリフを言えちゃうんだ。

私は佳兄の言葉一つ一つに恥ずかしがっちゃう。。



やっぱりまだ、

子供なのかな。。






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